「頻回授乳しないといけないから、生まれてすぐは眠れないらしい」
「産後うつになったらどうしよう」
「母乳がでなかったら、どうしたらいいのかな」
「困った時は誰に相談すればいいかわからない」
初めての妊娠。ベビーと会えるのは楽しみだけど、育児に対する不安もたくさんあるもの。
そんなママを助けてくれる、「産後ケア」という子育て支援があるのを知っていますか?
この記事では、これから出産を迎えるのママ達に、「産後ケア」について詳しくご紹介したいと思います、
産後ケアって何?
出産後の女性が、病院や専門のセンターで産後の体を休めながら、助産師などの専門スタッフから育児指導を受けることができるサービスのこと。
産後ケアの目的は母体の心と体のケア。
助産院、病院、民間運営のセンターなど、施設によって受けられるサービスは様々。しかし、どの施設も共通して以下のようなサポートを準備しているケースが多くあります。
- 24時間体制でママや赤ちゃんのサポートをしている
- ママが休みたい時は赤ちゃんを預けることができる
- 授乳・沐浴指導などの育児指導をしている
- 日帰り型と宿泊型があり、宿泊の場合はバランスを考えた食事が準備されている
どこの施設も、母体のケアだけでなく、専門スタッフの育児指導を通して、ママが子育て不安を解消できるようなサポート体制を用意しています。
申込方法と費用は?
手厚いサポートを受けられる産後ケアは、1泊数万以上の費用がかかる施設がほとんどです。
しかし、産後ケア事業に力を入れている自治体に住んでいれば、事前申込をすることで、1、2割の負担で利用が可能な場合もあります。
自治体経由で申込む場合は、各自治体によって利用条件があるので注意が必要。申込審査があり、場合によっては落選することもあります。
高級ホテル並みのサービスがついた産後ケア施設もある
エステも完備したハイグレードのサービスで有名な施設が、千葉県船橋市にある「Mammy Camp TOKYO BAY」。
三児の母でありながら、抜群のプロポーションを維持する人気グラビアアイドル、熊田曜子さんも通っていた産後ケアセンターです。
育児相談、ベビーの一時預かりに加えて、以下のサービスも受けることが可能です。
- 食事:1日5食(朝食・昼食・おやつ・夕食・夜食)
- 母乳ケア:専門スタッフによる授乳指導とおっぱいマッサージ
- ケアメニュー:ハーブパック、足湯、骨盤ストレッチチェアの利用、温熱療法
- オプションメニュー:ハンドトリートメント、ヘッドスパ(有料)
- 利用料金:スタンダードプランで1泊税抜43,000円(7泊以上の場合は1泊税抜39,000円)
※産後の身体の回復と母乳分泌のために必要なバランスの良い食事
ホテルやエステのようなラグジュアリーな雰囲気の施設。
育児不安も解消しながら、リフレッシュもできるため、出産を頑張った自分へのご褒美として利用するママも多いとか。
さいごに・・・
意外と知られていない産後ケアについてご紹介しましたがいかがでしたか?
赤ちゃんとの生活は楽しいけれど、負担も不安も大きいものです。
産後ケア施設は相談できる専門家がそばにいたり、赤ちゃんを預かってもらい、ぐっすり眠れることでできるので、体も気持ちもリフレッシュが可能。里帰りで出産しない人や育児に不安がある人プレママには特におすすめです。
施設によってサービスが違っているので、自分に合う産後ケア施設を探して、是非利用してみてください。
